大阪芸術大学通信教育体験記

大阪芸術大学通信教育部(建築学科)体験記

私はもともと家具を作る仕事をしていて、建築にも興味がありましたので、仕事をしながら大阪芸術大学の通信教育で建築を学ぶことにしました。

一旦社会人になると、学校で何かを学びたくても、なかなかその機会や勉強の時間を確保するのがむずかしいのですが、通信教育ではその点便利です。

 

とはいっても通信教育を始めることはとても簡単なのですが、学ぶことに対するモチベーションを保ち続けることは容易なことではありませんでした。

誰からも何も言われないので、自分自身で計画を立てて単位を取らなくてはなりません。

 

ぼーっとしていると、あっという間に時間だけが過ぎてしまいます。

そしてそうこうしているうちに、すっかり初心を忘れてしまい、勉強に対するやる気を無くしてしまいます。

 

私自身在学中は、何度もやる気を無くしてしまって、通信をやめてしまおうかと思いました。

が、一旦自分で勉強を始めた手前、家族にやめるとも言えず、結局最後は気力で卒業しました。

 

また、通信教育とは言っても、スクーリングがありますので、年に何日かは大学へ行って授業を受けなければなりません。

スクーリングが楽しいという人もいましたが、私にとってはこれがとてもつらかったです。

 

大学まで遠いし、宿に泊まらなければならないし、その間仕事を休まなければならないしとなかなか大変でした。

スクーリングの日数は、多い年で30日以上の年もありました。

しかしスクーリングはつらかったとはいえ、これが無かったとしたら、通信教育自体とてもつまらなかっただろうなぁと後で感じました。

 

スクーリングでの先生達は、そのほとんどの人が教えることに対して想像以上に熱心でした。

それまでは片手間にスクーリングで教えるのかと思っていたのですが、なんのなんのそんなことはまったくありませんでした。

真夏のスクーリングで、汗を流しながら熱心に授業をされる先生を見ていると、頭が下がる思いでした。

 

私は大阪芸術大学の通信を卒業して、一番の収穫は何かと聞かれれば、建築に対する知識はもちろんなのですが、実はそれ以上に自分にとって価値のあることは、自分で目標と計画を立ててコツコツとあきらめず最後までやり通すことの大切さを学んだことです。

 

そしてそのことが、現在の自分の仕事をする上で、あるいは生きていく上でとても役に立っています。

これはおそらく通信教育だったからこそ、学ぶことが出来たのだと思います。

 

もしみなさんが通信教育で何かを学ぶと決めたのなら、決してあきらめず最後までやり通してください。

やり通した先で、とても大切な何かを手に入れることが出来ると思いますよ。